宛名の書き方:「御中」「様」「上様」の使い分け

2026年9月30日 更新

会社や部署に宛てるなら「御中」、人に宛てるなら「様」。これが基本です。1行の宛名で、同じ相手に「御中」と「様」を重ねて付けないようにしましょう。

例でみる宛名の書き方

宛てる相手書き方
会社株式会社〇〇 御中
会社の部署株式会社〇〇 経理部 御中
会社の担当者株式会社〇〇 経理部 山田 花子 様
個人山田 花子 様
個人事業主〇〇デザイン 山田 花子 様

✕「株式会社〇〇 御中 山田様」のように、1行で「御中」と「様」を重ねるのは避けます。請求書の宛名欄では、1行目に「株式会社〇〇 御中」、その下に「ご担当:山田 花子 様」のように、会社と担当者を行を分けて書く形もよく使われます。

会社名は略さない

役職を書くとき

「代表取締役 山田 太郎 様」のように、役職は名前の前に書き、「様」は名前の後ろに付けます。「山田社長様」のように役職と「様」を重ねるのは避けます。

領収書の「上様」は?

「上様」は、宛名を書かないときの慣習的な書き方です。ただ、受け取った人が会社の経費として精算するとき、「上様」の領収書は認められないことがあります。求められたら、正式な名前を聞いて書きましょう。

なお、インボイス制度では、小売業・飲食店業など不特定多数の人に販売する事業で渡す「適格簡易請求書」には、宛名を書かなくてよいとされています(国税庁 インボイス Q&A 問58)。国税庁は、手書きの領収書を簡易インボイスとして渡す例で、宛名は省略でき「上様」の表記もかまわないと説明しています(問58-2)。イベントの出店などで宛名なしの領収書を渡したいときは、レシート型の領収書も参考にしてください。

メールで送るときの宛名

メールの本文の宛名も同じ考え方です。「株式会社〇〇 経理部 山田様」のように、会社・部署・名前・様の順で書きます。例文は請求書を送るメール・LINE の例文へ。

pencho では、宛名の敬称を「御中」「様」から選べます。担当者名を入れると、会社名の下の行に「〇〇 様」と載ります。

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この記事は、pencho(運営:合同会社イマジネイティブ・アンダーバー)が、国税庁などの公開情報をもとにまとめた一般的な説明です。個別の取引の税務の判断は、税務署や税理士にご確認ください。